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こばっと
建設業界の経理部で働く40代会社員

41歳にしてシングルモルトウイスキーの世界に足を踏み入れた初心者

妻と娘2人、息子1人と暮らしながら、ウイスキーと読書をたのしんでいます。

ウイスキーといえば、ハイボールしか飲んでこなかった私が「シングルモルトウイスキー」の魅力を教えてもらい、すばらしさを発見することができました。

「シングルモルトウイスキー」の魅力を一人でも多くの方に知って頂き、一緒に楽しめたらと思います。

ベンリアックのフルーティーに包まれる!新進気鋭の老舗蒸留所とは?

蒸留所設立1898年というと110年以上前。

老舗の伝統ある蒸留所のように思われますが、設立からわずか2年後の1900年に閉鎖を余儀なくされ、1965年に復活するまで65年の歳月を要しています。

そこから徐々に立て直し、シングルモルトウイスキーを発売したのは1994年のこと。

ベンリアック蒸留所はどちらかというと新しい部類に入る蒸留所です。

しかし、そこから一気に攻めの姿勢でスペイサイドの下流域を代表する蒸留所へ成長しました。

そんなベンリアックの特徴を簡単に・・・

  • 多彩な原酒を保有(ノンピート・ヘビーピート・トリプル蒸留)
  • 種類豊富な熟成樽(バーボン・ラム・赤ワイン・シェリー・・・)
  • ノンピート、ピートともに華やかでフルーティーな味わい
  • 毎年実施のフロアモルティング
目次

テイスティングメモ

ベンリアック クォーターカスク(トラベルリテール)

テイスティングメモ

2022.9
5,148円  M’s Tasting Room

ストレートで飲んでみる
強めのフローラルな香り
フルーティーで華やかな味わいが続く、長い余韻
バーボン樽特有のバニラの香り
1日の最後、疲れた体を包んでくれるウイスキー
飲みすぎに注意!

トワイスアップで飲んでみる
華やかな香りとバニラの甘みがガツンと広がる
アルコールの刺激が緩和されものすごく飲みやすい!
しかし、香りと甘みは薄くなるどころか、大きく広がる
甘みと香りを堪能したい方は是非トワイスアップで!

ハイボールで飲んでみる
優しいフローラルな香りは健在
フルーツとバニラの味わいも残っていて甘みも心地よい
食後のリラックスタイムにおススメ

遅咲きの蒸留所

引用元 https://www.benriachdistillery.com/about-us/

1898年設立の蒸留所がシングルモルトウイスキーを発売したのが1994年。

設立直後の不運もあり、長い間不遇の時代を過ごします。

転機が訪れたのは2004年、ベンリアック・ディスティラリー・カンパニーが設立されます。

ここでようやく経営が安定してきます。

そして、2008年にグレンドロナック蒸留所を買収し、2013年にはグレングラッサ蒸留所を立て続けに買収しベンリアックファミリーを形成します。

この頃から、ベンリアックはノンピート・ヘビーピート・トリプル蒸留の原酒と種類豊富な熟成樽を使って、多彩な原酒を生産していきます。

この多彩な原酒を組み合わせて、ベンリアック特有の風味豊かな味わいのウイスキーをリリースしています。

それを実現しているのが、ウイスキーマガジンで「ウイスキーの殿堂」を獲得しているマスターブレンダーのレイチェル・バリー氏。

レイチェル・バリー氏は、ウイスキーマガジンの記事でこのように答えています。

「やはりいちばん大切なのは、まずスペイサイドの風土でつくられるベンリアックのルーツ。そして蒸溜所の個性的なスピリッツを土台とした物語です。初めて出会った人と徐々に深く知り合っていくように、丁寧でわかりやすい商品レンジを作らなければいけないと思っていました」

ベンリアックの新ランナップ【後半/全2回】 | WHISKY Magazine Japan

ベンリアックの貯蔵庫で出番を待っている多彩な原酒は、コンセプトに合致するよう最適な組み合わせでブレンドされます。

無数にある組み合わせから最適化されたウイスキー。

ウイスキーの奥の深さを思い知らされますね。

蒸留所について

ロケーション

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