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こばっと
建設業界の経理部で働く40代会社員

41歳にしてシングルモルトウイスキーの世界に足を踏み入れた初心者

妻と娘2人、息子1人と暮らしながら、ウイスキーと読書をたのしんでいます。

ウイスキーといえば、ハイボールしか飲んでこなかった私が「シングルモルトウイスキー」の魅力を教えてもらい、すばらしさを発見することができました。

「シングルモルトウイスキー」の魅力を一人でも多くの方に知って頂き、一緒に楽しめたらと思います。

ザ・グレンリベットとは?最初の政府公認シングルモルトを知る!

ザ・グレンリベットの特徴を簡単に・・・

  • 政府公認第1号のシングルモルト蒸留所
  • 特徴は、華やかな香りとフルーティーな味わい。
  • ザ・グレンリベット12年なら気軽に購入できる。だいたい4,000円ほど。

1707年、スコットランドはイングランドに併合され不合理な弾圧の中、スコッチウイスキーに重税が課せられます。

そこで、イングランドから遠く離れ徴税人などの役人が簡単に来れない、ハイランドを中心とした場所でウイスキーの密造がさかんに行われるようになりました。

ある蒸留所は谷間にひっそりと。ある蒸留所は、島の沿岸で船の往来がよく見える場所など。

その後、蒸留したウイスキーを隠して保存・運搬するために木の樽が使われるようになります。
これがウイスキー熟成の始まりです。

当時の人々は琥珀色に変化していくウイスキーを心待ちにしながら、役人に見つからないようにひっそりと楽しんだことでしょう!

そんな時代にザ・グレンリベット蒸留所は初の政府公認蒸留所として誕生します。
「すべてのシングルモルトはここから始まった」と言ううたい文句の通り、シングルモルトウイスキーの原点といえる蒸留所です。

こばっと

まさに、シングルモルトの原点。
初心者はここからスタートするのもいいですよ!

よめまる

近所のスーパーにも売ってるし、お値段的にもゲットしやすいよね!

目次

テイスティングメモ

ザ・グレンリベット12年

テイスティングメモ
2022年4月  3,850円
購入場所  目白 田中屋
ダブルオーク(アメリカンオーク&ヨーロピアンオーク)

ストレートで飲んでみる
華やかな香りとフルーティーな味わい。
ハチミツとドライフルーツのような甘みが広がる。
ピーティーさは無く、クリーミーな口当たりが続く。

トワイスアップで飲んでみる
華やかでフルーティーな香りがさらに広がる。
甘みも強いので持続する。

ハイボールで飲んでみる
さわやかで夏らしい味わいになるが、力強さはないかなという印象。

スペイサイド特有の華やかな香りを堪能するにはストレートがおススメ!
トワイスアップにすると香りが強調される。
お値段的にも普段飲みに最適な1本!

よめまる

初心者の私でもすごく飲みやすかったですよ!

引用元 https://www.theglenlivet.com/en/our-story/
こばっと

価格もお手頃で手に入りやすいので、ぜひエイジングを進めて飲み比べてみて下さい。
熟成の違いがわかりますよ!

ザ・グレンリベット トリプルカスクマチュアード ディスティラーズリザーブ

このグレンリベットは、海外の空港免税店向けボトル。

トラディショナル(ヨーロピアン)オークカスク、ファーストフィルアメリカンホワイトオークカスク、シェリーカスクの3種類のカスクを使用し熟成させボトリングされています。

特徴は、なんと言っても大容量1,000ml!!

トリプルカスクをたっぷりと味わえますね!

少し特別感を出したい食事にハイボールでどうでしょうか?

テイスティングメモ

2022年11月
トリプルカスクマチュアード

ストレートで飲んでみる
香りはバナナや洋ナシを感じるフルーティー
味わいは強めにシェリー感を感じる
アルコールっぽさも強め

トゥワイスアップで飲んでみる
少し加水すると、香りが引き立つ
アルコール感もいい感じに抜けて甘みが強調される
ただ、ちょっとフルーティー感は薄れる

ハイボールで飲んでみる
さわやかで飲みやすいハイボール
味わいもキープされているので美味しいハイボール!
食中酒としておススメ!

政府公認第1号

グレンリベット蒸留所も、他の蒸留所と同じく重税から逃れるためハイランド地方にあるスペイ川流域のリベット渓谷でウイスキーを作っていました。

良質な水と材料で作られ、熟成も経ているウイスキーは密造酒でありながら一世を風靡し、その名と味はイングランド国王であるジョージ4世まで知れ渡っていたのです。

1822年スコットランドを訪れたジョージ4世は「グレンリベットを飲ませろ」と言って取り寄せ、密造酒とわかっていながら誘惑には勝てず、グレンリベットを飲まずにはいられなかったとか。

1824年、オーナーであるジョージ・スミスは酒税法改正に合わせ、様々な基準をクリアして政府公認第1号の蒸留所として登録されます。

こばっと

まさに、ここから始まった瞬間ですね!

当時、グレンリベット地区は密造所の一大拠点で通説には200を超える蒸留所が軒を連ねていたそうです。

そんな中、密造から抜けだし政府公認の業者へと変わったグレンリベットとジョージ・スミスは周りの同業者から裏切り者とされ、何度も命を狙われ「蒸留所と一緒に燃やす」とまで脅迫されていました。

しかし、味は確かだったグレンリベットを人々は買い求め、人気を博すとともにスミスは大成功を収めました。

その後、グレンリベットに続けとばかりに密造所がライセンスを取得し、密造酒時代は終わりを告げるのです。

グレンリベット地区では、スミスのグレンリベット以外にもその人気にあやかろうとグレンリベットを名乗る業者が数多くいました。


そこで、1884年ジョージ・スミスの息子であるジョン・スミスは定冠詞をつけ”The Glenlivet”と名称を定め、裁判で独占使用権を勝ち取ることに成功します。

以来、第2次世界大戦時の操業停止を除き製造を続けており、現在では年間およそ6百万本が流通しており、世界で1番売れているウイスキーの一つとなっています。

蒸留所の特徴

ロケーション

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